こんにちは、みのっちです。みなさんは何のためにダイエットをしてるか、明確な目的・目標はありますか?ふと考えてみると、曖昧な人や何となく「太ってきたから痩せよう」と思ってる人も多い。しかし、これだと正直挫折する確率はかなり高いです。なぜなら、明確な目標設定はなりたい自分への道標だからです。今回は、ここについて解説していきます。
それでは以下に解説していきます。
やる気より大事なのは目標設定
ダイエットを成功する上で、方法論と同じくらい大事になるのが目標設定です。もちろん「よし!頑張ろう!」というやる気も大事です。しかし、なぜやる気より目標設定の方が大事なのか?それには2つの理由があります。
やる気は一生は続かないから
みなさんは、今まで仕事でも趣味でも色んなことにチャレンジして、どれくらいの期間モチベーションを維持できましたか?おそらく、1回キリ、1週間、1ヶ月、1年…と、出来事によって様々だと思います。中には長年継続してることもあるかもしれません。では、その違いは何のか?
人は、楽しければ継続でき、楽しくなければやめてしまうことが多い。また、自分がそのチャレンジしてることが上手くできたら継続し、上手くできなければやめてしまうことが多い。
言われてみれば当然のことで、みなさんもふと思い返すと心当たりがあるのではないでしょうか?でも、これは人の本質なので決して悪いことではありません。大事なのは、この本質を理解することです。
では、ダイエットは果たして楽しいのだろうか?もちろん、最初の効果が出てるうちは嬉しくて楽しいから、この時期にやめる人は少ないだろう。しかし問題のなのは、効果が出なくなってきた時や、マンネリしてきた時である。
モチベーションが下がった時にどうするか?こうなる前にどうしたらいいのか?これがとても重要なポイント
先ほどの人の本質を考えると、どうしたら楽しく感じれるようになるか?を自分自身で考えて工夫していくことが大事。そしてもう一つは後述するが、明確な目標設定をつくることである。ダイエットには欠かせない筋トレと食事管理。この両方はとてもではないが楽しいものではない。
できることなら運動せずに体型や筋肉を維持したいと誰しも思うもの。しかし、その欲望の自分に打ち勝ち続けなければ成功はない。苦痛にならないよう習慣化させれるマインドをしっかり身につけていきましょう。
目標設定は行き先でありゴールだから
ダイエットを挫折してしまうのは、だいたいがモチベーションが下がった時である。気分が落ちてる時は何がしたいのかわからなくなるからである。つまり、向かう方向性もゴールも見えなくなっていて、どこに向かってるのかもわからず迷子になって疲れ果てているのです。
しかし、そういう時に役立つのが明確な目的と・目標なのです。なぜなら、これが行き先であり、ゴールだからです。
目的が曖昧な人は、大海原で何となく船を漕いで陸地を目指してるようなもの。
目的や目標があるからこそ、人は行動意欲が出てくるもの。それがなければ人間楽な方に進む生き物なので、すぐにやめてしまいます。
フルマラソンを走ってるのを想像してみてください。走るコースがあり、今何キロ地点で残り何キロ走ればいいかわかり、ゴールがある又はゴールに向かってる感じがあるからこそ、最後まで走りきることができるのです。
どこがゴールかも、今どこを走ってるかもわからないフルマラソンって辛くないですか?山で遭難してどこが出口かわからず、彷徨いながら歩き続けるの心が折れそうになりますよね。目標がない人はそんな感じです。
ゴールが見えてないマラソンランナー
山で遭難した登山者
人のモチベーションには波があり、何かをする時には感情によってやる気が上下するもの。しっかり継続して成功していける人は、モチベーションの浮き沈みはあるものの挫折はしない。なぜなら、目標設定が明確であるからです。
モチベーションが上がってる時も下がってる時も、目標に向かってひたすら進むだけ。
こう考えれば、モチベーションが下がってやる気がない時でも、方向性を見失って迷子になることはありません。迷子になるから挫折するのです。目標はなるべく明確にしておき、それを忘れないよう毎日頭の中でイメージしておきましょう。
何のためにダイエットをするのか?
目標設定が重要なのは前述したとおり。しかし、「明確な目標といわれても…」と思う方も多いことでしょう。そして、目標を立ててもそれが正しい方向性の目標かどうかも大事になります。では、どうすれば、明確かつ正しい目標設定をすることができるのか?これについて、以下に解説していきます。
目的をしっかり明確にしておこう
まず、「何のためにダイエットをするのか?」ということを考えましょう。つまり、「目的」を明確にしましょうということ。
- 健康な体でいたい
- とりあえず見た目を何とかしたい
- もう少し筋肉をつけたい
- 体重だけ落としたい
- 体の痛みを改善したい
など。だいたいの人はこんな感じで該当するのではないでしょうか。なぜ、このような目的を考えておく必要があるのか?
目的によって、ダイエットの方法は異なるからです。
つまり、上記の4つの例でも、それぞれ筋トレや食事方法は異なります。ということは、目的が曖昧だと間違った方法で実行してしまい、頑張ってるのに逆にゴールから遠ざかってしまうということが起こる。
全員が食事制限をしなければいけないわけではないし、全員が筋トレをたくさん頑張らないといけないわけでもない。筋肉は重たいものなので、体重だけ減らしたい人にとっては筋トレのしすぎは逆効果になる可能性もあります。
もう少し細かくいうと、筋トレをしなければいけない量も、食事制限をしなければいけない量も、個々の目的によって変わってきます。
正しい方向性か確認しよう
最終的には理想的な体型や数値的な目標を達成するのがゴールとなる。しかし、先ほどからお伝えしてるように、目的とゴールがズレていては、いつまで経ってもゴールにはたどり着けない。カップラーメンを作るのにお湯を注がないといけないのに、ご飯を炊き始めてるのと同じくらいズレる。完成した時に、ラーメンを食べるはずがご飯が出来て「あれ?」となる。
①「目的を決める」
↓
②「目標を設定する」
↓
③「目標に正しく向かえるよう勉強・実行する」
↓
④「試行錯誤して目標に進む」
↓
⑤「目標達成」
ザッとこんな感じの流れになります。結局いくら努力して継続しても、間違った方向性の努力をしてしまっては、先ほどのラーメン食べたいのにご飯が炊けてしまった状態になります。それを防ぐには正しく目標達成に向かえるようしっかり勉強しなければいけません。高速道路の分岐点みたいなもので、道を間違えたまま進むと、時間とともに道が反れて目的地には着けなくなります。
自分はどうなりたいのか?そこに向かうにはどうすればいいのか?何をすればいいのか?それをしっかり明確にしておきましょう
そうすれば、モチベーションが下がっても迷うことも挫折することも少なくなり、目標に向かって正しい方向性を維持しやすくなりますよ。その他の要素で継続できない人の特徴を、別の記事「なかなか痩せない人の特徴と継続するためのコツ」で解説しています。この記事には、目標設定の他にダイエットを継続するための大事な要素をお伝えしていますので、ぜひ一度読んでみてください。
さいごに
ダイエットにおいてやる気はもちろん大事だが、それ以上に目標設定はとても重要です。しかし、目標だけ立てても達成できるわけではありません。そこに正しく向かえるよう勉強することと、正しい目標を立てれるよう、しっかり目的を持つことが大事です。こんな当たり前のことですが、意外と忘れがちになるので、ぜひ今一度ふり返って考えてみましょう。そこにダイエット成功へのカギがありますよ。
以上、みのっちでした。
1.何のためにダイエットをするのか考え直そう
2.やる気より大事な目標設定について考えよう