【太る人必見!】プロテインは飲み方次第で太る。プロテインを飲んで太る人の4つの原因とその改善方法を解説。


こんにちは、みのっちです。みなさんの周りには、ダイエットするためにプロテインを飲んだけど、逆に太ってしまった方はいませんか?もしくは、そんな経験をしたことありませんか?そういった人たちは、プロテインは太るという認識になってしまっていることでしょう。

プロテインは、基本的には太る飲み物ではありません。しかし、飲み方次第で太ってしまうこともあります。そこで今回は、プロテインを飲んで太る人の原因について解説していきます。このポイントさえ注意しておけば、ほとんどプロテインで太ることを防ぐことができます。

本記事でわかること

1.プロテインを飲んで太る人の原因
2.プロテインの太らない飲み方
3.プロテインは太る飲み物なのか?


それでは早速いきましょう。


プロテインを飲んで太る人の4つの原因

ダイエットで減量したいはずなのに、プロテインを飲んだらなぜか太る人。この人たちの原因はいったい何なのでしょうか?原因となる要素は以下のとおり。

  1. 牛乳で溶かして飲んでる
  2. 食事内容が普段と同じ
  3. プロテインの糖質・脂質を考えてない
  4. 依存して飲み過ぎてる


これをひとつずつ解説していきます。

牛乳で溶かして飲んでる

プロテインを飲む場合、水で溶かすか牛乳で溶かすか迷う人は多い。それぞれメリット・デメリットはあるが、ここで注意しておきたいのは、水の場合はカロリーゼロだが牛乳の場合はカロリーゼロではないということである。

牛乳の栄養成分(100gあたり)

エネルギー:67kcal
炭水化物:4.8g
脂  質:3.8g
たんぱく質:3.3g


つまり、プロテイン1杯の栄養成分にプラスαで上記の牛乳のカロリーが追加されることになる。例えば、プロテイン1杯が100kcalで脂質が1gの商品を牛乳で割ると、167kcalに脂質4.8gの飲み物になってしまう。脂質も1gと4.8gでは大きな違いであり、この牛乳のカロリーをみんなは見逃しがちになることが多いので注意しておこう。

改善・対策

プロテインは牛乳でなく、水に溶かして摂取するようにしよう。水であれば追加カロリーがないので、プロテインだけの栄養計算をすれば大丈夫です。

牛乳で割って飲むことが悪いわけではないので、勘違いしないよう注意したい。水と比べてカロリーが追加されるだけのこと。牛乳の方が甘味が出ておいしく飲めたり、カルシウムなどのその他の栄養素も摂取できるためメリットとなることも多い。

食事内容が普段と同じ

そもそもプロテインは、飲めば痩せる、飲めば筋肉がつくというものではない。しかし、ダイエット=プロテイン飲む、という安易な知識で飲む人は多い。基本的に痩せるか太るかは、普段の食生活と運動習慣で決まるものです。つまり、普段の食事やお菓子類の摂取の量を改善せずにプロテインを飲むと、単にプロテインのカロリーが追加されるだけである。

例えば、普段の1日の摂取カロリーが2,000kcalだとすると、これにプロテイン1杯約100kcalが追加されるため2,100kcalに増える。しかし、プロテインを飲むことによっていつもの摂取カロリーが2,000kcal→1,700kcalに抑えられることができれば、プロテイン摂取によって減量することができるでしょう。

対策・改善

プロテインを摂取する代わりに、お菓子などの嗜好品や食事(ご飯)などの量を少し減らしてみよう。つまり、食事との置き換えです。ポイントは食べ物のカロリー。プロテイン約100kcalに対し、置き換えた食事が100kcal以上であれば、1日の総摂取カロリーを下げることができます。

プロテインの糖質・脂質を考えてない

プロテインは、たんぱく質を摂取する飲み物であることに間違いではないが、プロテイン=たんぱく質だけ摂取できると思っている人は多い。

プロテインはたんぱく質を優位に摂取できるよう特化した商品なだけで、どのプロテインにも当然糖質と脂質は少量含まれている。つまり、普段の食事の糖質・脂質計算にプロテインの糖質・脂質を加えないといけないということ。

プロテインに糖質や脂質が含まれている理由は、①おいしい味を出すためにやはり少なからず必要である、②筋肉を増やすためにはその分少し脂肪なども身につけないといけないから、③たんぱく質をより効率よく吸収するよう促進させるため、などである。

脂肪をつけずに筋肉のみをつけるのは理想だが、筋肉量を増やすには少なからず脂肪も身につけないとなかなか難しいのです。

対策・改善

普段の食事計算にプロテインの栄養素も忘れず追加しておこう。たんぱく質量はみんな気にするが、特に炭水化物と脂質は忘れがち。メーカーによって含量は異なるため、しっかり商品の栄養成分表をチェックしておきましょう。

依存して飲みすぎ

プロテインはあくまで食事での栄養摂取のサポートだと考えた方がいい。なので、基本は食事改善をしてダイエットなどを実行していかなければならない。

しかし、プロテインを飲めば簡単にたんぱく質が15~20g摂取できるので、これだけ1日に3杯くらい飲んで45~60gの摂取にしようとする人も多い。運動や筋トレをしてる人であれば問題ないが、運動も何もせずにプロテイン1日3杯はやや多い。

例えば薬なんかでも、体に良い影響なはずだけど過剰摂取すると体に悪影響に作用するのと同じ。何事も過剰摂取するのは体に毒です。プロテインも自分の生活スタイルや運動量に見合った量を摂取し、食事改善を行いながらプロテインに頼りすぎないよう注意しておきましょう。

対策・改善

まずは、食事だけでたんぱく質量を計算し、摂取量が足りなかったらプロテインを飲むようにしましょう。依存すると、プロテインが第一優先になってしまうため、優先順位を①食事、②プロテインに変更しよう。もしくは、筋トレをした時のみプロテインを摂取するというルールもありかもですね。


プロテインは太りやすい飲み物なのか?

そもそも、プロテインは太るような飲み物なのか?これについて、解説していきます。

プロテインは太る飲み物ではない

結論として、基本的にプロテインは太るような飲み物ではありません。前述した太るような飲み方をしている人は太るかもしませんが、プロテインはお菓子と違って低カロリー・高たんぱくな商品であることを理解しておきたい。

これは、カロリーと脂質が格段に抑えられている食品でも同じこと。プロテインには糖質も脂質も含まれてますが、チョコレートに比べるとかなりカットされてます。でも、元々チョコレートを食べることが多い人が「プロテインを飲み始めて太った、だからプロテインは太るからやめた」これは先ほどからお伝えしてるように太ります。なぜなら、チョコレート+プロテインのカロリーだから。

でも、プロテインをやめてもチョコレートは食べるのやめないですよね?このへんが皆さん勘違いしてるところです。栄養素で説明すると、低カロリー・高たんぱくのプロテインをやめて、高カロリー・低たんぱくのチョコレートを継続するんですよ?ふつうは逆ですよね。これに気付かないひとは、太るのはプロテインのせいだと思い込んでしまいます。

なので、ほんとにプロテインが原因なのかは、いま一度自分の食事を振り返ってみましょう。プロテインは飲み方次第では太りますが、基本的には太るような飲み物ではないことを覚えておきましょう。

メーカーによって成分が違う

プロテインの種類は迷うほど多くなり、当然商品によって含有量は異なる。一般的な食品に比べると圧倒的に低糖質・低脂質なのでそこまで太る原因にはなりにくいが、他のプロテインと比べると炭水化物や脂質が高いものもあり、その分カロリーも違う。

プロテインの平均目安

炭水化物:2~2.5g
脂  質:1.0g


炭水化物が2.8~3g以上、脂質が1.5g以上になるとやや多い印象です。特に海外製品は、めっちゃ甘ったるい感じがあり、その分脂質量も多い傾向にあります。国産メーカーでも、プロテインの目的が「増量」的な商品だと、炭水化物と脂質の含量はやや高めになります。味としては、チョコレート・ココア・抹茶・バニラなどの甘い系の味は、こちらも炭水化物と脂質が高い傾向にあります。逆に柑橘系の味であれば、さらに低カロリーで脂質も0に近いことが多いです。

なので、プロテインを飲むにしてもしっかり栄養成分表を見た上で購入することが大事。飲めば筋肉がつく、飲めば痩せれるものではありません。あくまで補助的な役割として理解しておきましょう。


さいごに

いかがでしたか?今回は、プロテインを飲むとなぜか太る人の原因について解説しました。プロテインは低カロリー・高たんぱく商品のため、基本的には太るようなものではありません。摂取したら太ってしまった場合は、前述した原因を参考にして改善してみてください。その他の原因としても、そもそも本当にプロテインが原因なのか?ということにも目を向け、普段の食事や嗜好品なども見つめ直してみましょう。

このように、試行錯誤を繰り返して問題点を改善し、良い食生活を身につけていくことがダイエット成功へとつながります。そして、プロテインを飲むことは必須ではないので、そういった方は別の記事の「プロテインを飲まなくてもいい4つの理由」を読んでみてください。ここには、プロテインを飲まなくてもいい理由・飲まないことによるデメリット・こんな人は飲まなくてもいい、というテーマで簡単に解説しています。

プロテインを飲むにしても、しっかり知識を身につけて正しい飲み方をしていきましょう。

以上、みのっちでした。

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